ウインク コーラス

昨年の文化祭です。おそろいのストール、白と黒の衣装を纏い一年間の練習の成果を聞かせてくれました。

立春を過ぎたとはいえ、まだまだ夜間は底冷えする平成最後の3月の第2火曜日、コーラスウインクを取材に伺いました。

秋の文化祭に向けた練習がすでに始まっていて、8名(部員数10名)の方は、アルト、ソプラノのパートに分かれて大ホールは熱気で溢れていました。練習時間は1時間30分ですが、途中雑談を入れることもなく、相口学さんのしなやかでユーモアを交えた指導で瞬く間にすぎていきます。

4月1日現在の飯高町の人口は3628人50歳以上の方は2572人です。ここ数年間は毎年100名余りの人口減少が続いています。

世帯数1800も満たない”ボクたちの村”なんです。ほんとうに減っていくのは寂しい…。昨年は、七笑い合唱団また絵手紙サークルの皆さんを紹介させていただきました。今回もウインクの皆さんとの出会いを通じて故郷を離れて暮らしている人達 子供達 友達…に「えっ! お母さん達頑張っているやん」「○○さん活き活きしているわ」と少しばかり感じていただければと紹介させていただきます。

今年の練習曲は「シャボン玉」「赤トンボ」「旅愁」「糸」の4曲です。先ずは動画をご覧ください

さー行きますよー  ゆうやーけこやけえのー はいもう1回

はいもう1回 もう一度いきますよー はい いち にい さんもう一度いきますよー はいもう1回 さあアルトいきますよーおわれーてみたのーわあ…タンタンタンタン…もう一度いきますよー 頭から行きますよー はいソプラノも一緒に伴奏を入れていきますよー…はーい いいですねー さあもう一度アルトいきますよー 時々指導者である相口さんの滑らかな歌声が、部員の皆さんの声量を誘うように聞こえる。1時間余りの練習は休むことなく続く。そして最後の15分間余りは立って4曲通して歌う。

傍で聞いていて気持ちの良い音楽の授業のように感じる。

​一時間も経たない間にすっかりハーモニーを奏でている。

すごーいですよ皆さんお上手です。

「糸」シンガーソングライターの中島みゆきの曲です。どこかで聞いたことがある曲だと思いますよ。いい詩ですので頑張りましょう。少しばかり難しいと思いますが…。相口さんの柔らかな声で皆さんの表情に意気込みが感じられます。

澄んだ歌声を聞きながら、何とも言えない優しい気持ちになりました。​そして動画を撮りながらいつの間にか、心の中で小さくなっていた翼が、大きくなって羽ばたいていくような気持ちにさせていただきました。

​平成の時代と共に歩んできたように思います

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”歌で心豊かに”のキャッチフレーズでコーラスを立ち上げ約30年。

飯高町内で1000人を目標に各地域で練習に励んでいました。

​川俣地区では、多い時は30名余りの方が参加されていましたよ。

今は10名ですが、みんな歌の好きな方ばかりなんです。

七笑い合唱団に入っている方も数名いるんです。

​年に一度の親睦の場も楽しみの一つなんですよ。

皆さんにウインクの魅力を聞きました

昭和16年生まれなんやけど、以前は7時30分~2時間程の練習やったんやけど、今は7時からにしてもらってます。七笑いにも入っているんやけどあちらは人数が多いやろ、少し間違えても気楽に歌えるけど、ウインクは小人数なので凄く責任を感じる。相口先生は万年青年やろ、しなやかで先生の声に、うっとりとしてしまうんやわ。熱心に指導してくれるので頑張らねばという意識が強くなるんやなあ。

コーラスのある夜は凄く神経が高ぶって眠れやんのやわ。

グループのつながりは強くて親しみがあるよ。私も高齢で変やなーと感じたら教えてなと若い人に言ってます。年を重ねてくると、若い人に引っ張ってもらっているという気持ちでいっぱい。

家で気分がムシャクシャしていても、コーラスの練習に来てお腹から思い切り声を出して歌うと気分スッキリ‼

ニッコリして帰れるんです。

キャリアが一番若手です。コーラスに入って約5年です。

大阪から来たのですが、友達もたくさんできて楽しんでいます。

義父母の介護のために18年前に名古屋から来ました。介護の気分転換にとコーラスに入りました。毎回楽しく歌っています。

​都会と違って田舎は公民館活動などに、参加しやすくていいですね。

ふる里ふれあい合唱団立ち上げ当初から参加している代表の方にききました

歌が好き、歌うのが好きやったから30年も続けられたんやと思うな。今までの楽譜はみんなとってあるよ。

​とにかく相口先生は熱心やし格好ええし男まいやしな、七笑いは小林先生で別嬪さんやろ。やっぱし歌ってて引き込まれるんやわな。はよ覚えやなといつも思うねんわ。でもな今年の”糸”はええねんわ。難しくても凄くええねん。どうしても難しい曲の時は先生に「これはもう無理」と言って曲を変えてもらうんやけどな。”糸”も難しいけど胸にジーンとこみ上げて来るもんがあってな、頑張ろうと思ってるんやわ。秋の文化祭までには楽譜を見ないで歌えるように努力せんとな。先生もこんなババァーを相手に申し訳ないと思ってます。

コーラスはええで。認知症の予防にもええんと違うやろか。新聞でも音読すると認知症の予防になると言うとるやろ、七笑いも100歳の男性が元気に歌ってたし、歌うことは年は関係あらへんねん。声さえ出ればいつまでも歌えるんやよ。死ぬまで歌えるやろ。

オタマジャクシなんか読めんでもかまへん、ハ長調がどうのこうのピアニシモ デクレッシェンド…そんなん何も知らんでもええねんで。歌が好きやったらぜひコーラスに入って欲しいわ。

自分だけの世界だけやなくてたくさんの人に、歌で思いを届けられたらええと思ってます。

そやそや、実はなあ随分と前の話やねんけどな”ありんこ劇団”に入っとってな”お熊ヶ池の大蛇”でな、相口先生と夫婦役やったんやで。ええ思い出やわ…。

話は尽きることもなく時間が過ぎてゆく。天真爛漫で、きっとメンバーの皆さんの姉のような方で、温かい心に満ち溢れみんなを励ましているのだろうな。

​帰り際に写真撮らさせて貰っていいですか・・・とお願いすると「ええよええよ」と頭をささっと櫛で梳かしながら玄関に立ってくれた。

​なるべく楽譜を見ないで僕の方を見て歌ってくれるともっともっと良くなるんですよ…

​たおやかな指揮です。つい口ずさみたくなってきます。動画でごらんください。

とても温和な相口さんですので取材をさせていただくのがドキドキしていましたが、「あのうー、<鶴瓶の家族に乾杯>のスリッパを履かれていた姿を思い出しました」とお話させていただきますと、少しずつ緊張の糸がほぐれました。あの時はアポ無しで職員会議中だったんですよ。

誰にも言ってなかったんですが、放映されてから沢山の方からお電話いただきましたね。

数ヶ月経った頃、NHKに勤めている教え子から「先生ありがとう。あの番組のディレクターの方はアポなし取材で有名なんやわ」と電話がありましたよと、楽しそうにお話をしていただきました。このお話をきっかけにドキドキヒヤヒヤ感が少しばかり薄れてきました。

毎年1月の初練習に新しい曲をみなさんに紹介させていただきます。昔懐かしい唱歌は数曲いれますね。今年の曲は短いのと時代を超えて愛されている歌なんです。メドレー風に四季を感じていただけるように曲を選びます。また現代的な歌も必ず1曲入れますね。今年は”糸”なんです。難しい曲ですが音を執る時間が随分と皆さん早くなりましたね。発表の場が楽しみですね。

​部員の皆さんのアルト、ソプラノの選択は自分の意思で決めてもらっています。メンバーの皆さんの中ではお年を召していらっしゃる方も見えますので、最後の通しの練習だけ立って歌いますがほとんど座っていただいています。今は楽譜を見ながら歌っていますが、指揮者を見て歌ってくれるのが理想なんですよ。もっともっと上手くなると思いますよ。

小林先生から引き継いでもう30年近くになるのかなあー。よく続いてきたと思いますね。

僕は高校大学時代コーラス部に入ってました。

教職に就かれながら長年生涯教育に携わっていただきました。昨年退職されてから飯高公民館長としても活躍いただいています。公民館活動は、館長の相口さん自らブログで紹介されています。これからも多くの人たちに夢と元気をくださいね 飯高公民館ブログはこちら

​練習の最後の15分間は皆さん立って歌われます。1時間ほどの練習でずいぶんと上達されました…

 ”自分だけの世界でなくてたくさんの人に歌で思いを伝えたい” ”声さえ出ればいつまでも歌えるのやよ”…と歌うことが大好きで月2回の練習日を楽しみにしている皆さん、ありがとうございました。

今年の秋の発表会は楽しみにしています。そして晴れの舞台を動画でお知らせ出来ればと思っています。

​笑顔のステキなあなたもこの舞台にいるはずだった・・・・・天国までとどきましたか?

 

​みなさんありがとうございました。