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飯高町は、南北を北は局ヶ岳(1028m)三峰山(1235m)、南は白倉山(1236m)迷岳(1309m)布引山(1071m)等にはさまれ、西は、高見山(1248m)国見山(1418m)明神岳(1432m)等のいわゆる台高山脈で奈良県に接します。この1000m級の山々に囲まれ、山あいを流れる櫛田川上流域に町が点在しています。北部には東西に中央構造線が走り、太古の昔、ここは日本列島の繋ぎ目だったことがわかります。また、この流域一帯は、香肌峡県立自然公園に指定されています。私たちの川俣地区には、このうち三峰山の登山口があり、水芭蕉が咲く「お熊ヶ池」があります。

三峰山(みうねやま)

標高1235mの三峰山の名物といえば、まずは冬の樹氷、ついで初夏のシロヤシオだと思います。今回は、冬と初夏の風景をご紹介したいと思います。

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山頂近くに広がる「八丁平」初夏と冬で、その表情を一変させます

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166号線沿いにある三峰山登山道の案内標識。小さな川俣橋・喫茶プリンのすぐ隣の道を登っていきます。

飯高町からの登山ルートは3カ所あり、ここは「福本コース」の登り口。

地元の香肌小学校の全校遠足 みんなで助け合いながら登りました

大阪から遊びに来ていた還暦を過ぎたオジサンたち 生まれて初めての山登りです

1時間ほど登り、雑木林の中を進みます。これが見えると山頂は近く、傾斜も緩くなってきます。ブナの木が樹氷をまとって歓迎してくれました。

初夏はこんな景色になります。

山頂近くの八丁平。ここは山頂ではないのですが、広々として景色も良く、多くの方がここでお弁当を食べたり休んだりします。40年前は一面ススキ野原でしたが、その後ひざ丈位のササの原に変わり、現在は歩行に抵抗を感じるような草類は育たなくなりました。恐らく、シカによる食害でしょう。朝早く着くと、群れで走り回っていたりします。

初夏の八丁平は木々の緑、ヤマツツジの赤、シロヤシオの白と色彩豊かで気持ちの良い風も吹き抜けます。

冬に草類は育たないと書きましたが、5月下旬から7月上旬まで八丁平一面にバイケイソウが生えてきます。理由はシカが食べないから。おそらく毒草なんです。よく知ってますね。でもこのバイケイソウ、白い花をつけます。残念ながら花の時期に立ち会えたことはないですが、毒草でもこの大群生が真っ白になるのを想像すると、やはり自分の目で見たくなりますし、歓声をあげるほどの群生や霧氷でなくても、秋にひっそりと咲くホトトギスや春にポツンと咲いてるリンドウを見つけただけでも幸せな気分になります。

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雨の翌朝などは途中に雲海が見えるポイントがあります。登山前に早くもテンションUPです。